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災害時のプロパンガスはどうする?

災害と言えば、大地震がすぐに思い浮かべますが、それだけではありません。最近は異常気象が続いていて台風や大雨による洪水が頻発しています。

 

人災である大火災も、全国のあちこちで頻繁に起こります。プロパンガスは危険物なので、災害時に適切な対応を取らないと、二次災害の原因となります。

 

台風や洪水が起こった時のプロパンガスの対応について

台風警報や大雨・洪水警報が発令されたら、プロパンガスボンベが倒れたり、水に流されないように、しっかり固定されているかどうかを確認します。

 

避難するときは、二次災害防止のため、容器バブル及びガスの元栓を締めておきます。

 

こうしておけば、万が一の台風の大風や洪水で、ガスボンベが定位置から外れても、ガス漏れが起こって、それが引火して爆発が起こるという事態は避けることができます。

 

最近は、1年に1回以上、日本全国のどこかで大雨による堤防決壊で、洪水が発生したというニュースが流れます。

 

近年、異常気象が続いています。何時、自分が住んでいる場所が大風や洪水に見舞われるか分かりませんので、こういった災害時の知識は身に付けておく必要があります。

大雪時のプロパンガスの対応について

大雪の時は、雪下ろしや除雪、落雪などによって、ガスボンベが破損しないようにする必要があります。

 

できれば、ガスボンベは、野外に野ざらしにせず、囲いなどで保護したほうがよいのですが、やむを得ず、野ざらしになっている場合には、特に破損に気を付けます。

 

大雪の時に、大地震が起こることがあります。そういった場合でも、ガスのバルブを閉めて避難ができるように、常に、ボンベの周りを除雪しておく必要があります。

 

屋外にある給湯器が雪でふさがれたり、排気筒(煙突)がある場合には、雪により折れたりふさがれたりしないように、常に確認しておきましょう。

落雷時のプロパンガスの対応について

落雷時に、屋外にあるガスボンベやプロパンガス周辺機器が損傷するということは、まずありません。落雷時に注意すべき点は、室内にあるガス周辺機器で、コンセントから電気を供給されているものが、落雷によってショートしてしまうことです。

 

落雷が始まったら、コンセントがついているガス周辺機器(例えば、給湯器など)があれば、そのコンセントを抜いておくとよいでしょう。

 

屋外にあるガスボンベ等に落雷があるとは普通は考えられませんから、落雷時におけるプロパンガスの対応については、このくらいでいいでしょう。

 

他の災害に比べると、落雷はガスボンベやその周辺機器に与える危険が相対的に少なくなります。

火災時のプロパンガスの対応について

プロパンガスボンベは、火災時には安全弁が働いてガスの供給がストップするため、火災による温度上昇では、基本的には、爆発・破損に至らないようになっています。

 

しかし、ボンベが転倒などして、安全弁が作動しない場合には、ガス漏れが起きて、それに引火して、爆発する可能性があります。

 

火災による延焼が自分の住宅に迫った場合には、ガスボンベが土台にしっかり固定されていることを確認し、容器のバルブを閉めて、速やかに避難します。

 

火災による倒壊で、ボンベが破損して、そこから漏れたガスに引火して爆発が起こる場合は、何とも仕方がありませんから、それは避けられません。

 

そんなことは気にせずに、ボンベが固定されていることを確認し、容器の元栓を締めたら、速やかに退避して、身の安全を確保したほうがよいです。

 

火災でプロパンガスボンベはどうかるか

プロパンガスボンベには安全弁が付いていて、火災で容器内の温度と圧力が上昇して一定以上の圧力になると、安全弁が作動してガスを放出します。ガスが放出され、そのガスに引火することはありますが、ボンベ自体の破裂は回避できます。

 

プロパンガスは酸素と混合してはじめて爆発しますから、ボンベの内部では酸素と混合することがなく、安全弁で放出されたガスに引火した場合には、比較的小さな爆発で済みます。

 

このため、火災に巻き込まれたプロパンガスボンベが破裂するということはありません。

 

この仕組みによって、小規模な火災によって、ボンベが大爆発する事態は回避されています。

 

ただし、火災で倒壊した建物の下敷きなった場合には、ボンベが押しつぶされて破裂することはあります。その場合、大量のガスが一気に漏れて大爆発を起こす可能性があり大変危険です。

 

火災時には、倒壊した建物の下敷きになってボンベが破裂しないように、ボンベが定位置にしっかり固定されていることを確認のうえ、すみやかに避難することが重要です。

災害時のガス事故で危険なのはどんな時か

プロパンガスには様々な安全装置が設置されているので、災害時でもそう簡単には爆発が起こらないようになっています。

 

マイコンメーターは大きな揺れを感じると自動的にガスをストップしますし、火災などでボンベの圧力が高くなると、安全弁が作動してガスを外に逃がします。

 

大爆発を起こす可能性があるとすれば、災害で倒壊した建物の下敷きになるなどしてガスボンベが破裂し、そこから漏れた大量のガスに引火した場合です。

 

1983年11月に静岡県掛川市のレクリエーション施設で起こったプロパンガス事故では、室内に充満したプロパンガスに火が付いて爆発を起こしました。

 

この事故で、鉄骨平屋の1,000平方メートルの建物が全壊、14人が死亡、27名が負傷しました。

 

この事故は、災害によるものではありませんが、漏洩した大量のプロパンガスに引火した場合の事故の重大さを示しています。

 

プロパンガスには様々な安全対策が施されているので、災害時でも大きな事故は起こりにくいのですが、ボンベが破裂してそれに引火した場合には、大爆発が起こります。

 

従って、災害時で気を付けなければならないのは、ボンベの破裂ということになります。

 

災害に強いプロパンガス

プロパンガスは、万が一、災害によってボンベやガスの周辺機器が破壊されても、それを交換すれば、すぐに利用が再開できるので、スピーディーな復旧が可能です。

 

対して都市ガスの場合には、個々の住宅、ガスの本管、ガス会社のタンクなど、様々な場所で修復工事が終了しないと、ガス供給が再開されないので、復旧に時間がかかります。例えば、洪水による被害で、ガスの本管が破壊された場合、その本管を修理しない限り、それを使う何十世帯もの住宅でガスが止まってしまいます。

 

防災の観点からすると、プロパンガスの方が優れていると言えます。

 

なお、プロパンガスは個人でも購入できます。

 

都市ガスを使用されている方は、災害に備えて、個人でプロパンガスを購入しておけば、万が一で都市ガスが止まっても、すぐに、ガスを使うことができます。

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