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  • プロパンガスと都市ガスはどっちが安い?プロパンガスと都市ガスの4つの違い
    プロパンガスと都市ガスはどっちが安い?どちらか選べる場所にお住まいの方は、都市ガスを選んだ方が断然安くてお得です。 プロパンガスは都市ガスの1.5~2倍ほど高いと言われています。東京都在住の4人家族を想定した場合、都市ガスの方がプロパンガスよりも毎月約6,400円安くなります。また、新築住宅でガスを使う場合には初期費用がかかりますが、これを考慮した場合でも都市ガスの方がプロパンガスよりも安くなります。プロパンガスを都市ガスに切り替えたらどれくらいお得?プロパンガスから都市ガスに変更する場合、初期費用がかかります。プロパンガスの周辺設備の無償貸与を受けていて、プロパンガスを15年以上使い続けると、初期費用の償却が終わり、契約を解除しても違約金が発生しないようになります。この状態で、東京都在住の4人家族が、初期費用を20万円かけて、プロパンガスを都市ガスに変更したとします。この場合、初期費用分の20万円が発生しますが、毎月、約6,461円のガス料金が削減できるので、上記の計算のとおり、31か月目で、削減したガス料金の金額が初期費用20万円を上回ります。この条件でプロパンガスを都市ガスに切り替えた場合、約2年半で元が取れることになります! さらに、電気と都市ガスをセットにするとさらにお得になったりするので、一度見積もりをすることをおすすめします。\でんきとのセットで基本料金が最大3ヶ月間無料/最大1万円キャッシュバックキャンペーン実施中です。現在、プロパンガスをお使いの方で、東京ガス(株)の供給エリアのうち、「東京地区等」と規定しているエリアにお住いの方はチェックしてみてください。\ガス料金最大3,000円割引キャンペーン実施中/家族が多く使用量が多い方に向けたプレミアム割引もあり、様々なセット割引あります。東京都、神奈川県、埼玉県にお住まいで東京ガスの都市ガス(一般契約)を使っている方はぜひチェックしてください。4人家族のガス料金比較家族4人の1か月あたりの平均的なガスの必要熱量は48万kcal(1kcalは、1kgの水を1度上げるのに必要な熱量)です。プロパンガスは1立方メートルあたり24,000kcalの熱量が出ます。また、都市ガスは、全国で7種類存在しますが、東京ガスの場合、1立方メートルのガスでだいたい12,000kcalの熱量が出ます。東京都のプロパンガスの1月の基本料金は1,771円、1立方メートル当たりの従量単価は、518円です。一方、2016年1月時点で、東京都の都市ガスの1月の基本料金は950円、1立方メートル当たりの従量単価は、264円です。それぞれを比較してみましょう。同じ条件で比較した場合、プロパンガスと都市ガスの差は6,461円東京都の4人家族の場合、1か月分の平均的なガス料金は、プロパンガスの場合12,131円で、都市ガスの場合5,670円となり、都市ガスの方が大幅に安くなります。 プロパンガスの場合1か月の平均的なガス必要熱量は48万kcalなので、必要なガス量は48万/2万4千=20立方メートルです。従って、料金の平均値は、1,771円+518円/立方メートル×20立方メートル=12,131円です。(詳細はこちら⇒http://www.propane-gas.jp/area47/Zentodofuken/tokyoto.html)都市ガスの場合1か月の平均的なガス必要熱量は48万kcalなので、必要なガス量は48万/1万2千=40立方メートルです。従って、料金の平均値は、950円+118円/立方メートル×40立方メートル=5,670円です。(詳細はこちら⇒https://www.propane-npo.com/useful/compareprice-tokyo.html)ガスの種類基本料金必要なガス量単価合計プロパンガス1,771円20㎥518円12,131円都市ガス950円40㎥264円5,670円プロパンガスと都市ガスの初期費用プロパンガスと都市ガスの料金を比較する場合、新築住宅でガスを使えるようにするための工事費(初期費用)のことを考える必要があります。 都市ガスとプロパンガスでそれぞれ工事の内容も違いがあり、工事費用の金額は支払い方法も変わってきます。プロパンガスの場合ガスボンベからガスガスコンロや給湯器までの配管工事費用や、ガスボンベを設置する土台の設置工事費用が初期費用となり、初期費用はだいたい7万円~15万円程度となります。初期費用を毎月支払う基本料金に上乗せする会社無償貸与とし一定期間内に契約を解約する場合には、未償却分の初期費用を違約金として請求する会社初期費用は消費者が負担するのが原則ですが、その支払方法は、プロパンガスと都市ガスでは違うので注意しましょう。都市ガスの場合住宅までのガスの引き込み管の設置費用や、ガスガスコンロや給湯器へのガスの配管工事費等が初期費用となり、初期費用は、ガスの本管から住宅までの距離に応じて10万円~30万円程度となります。ガスの供給開始と同時に、一括してその全額を請求都市ガスの初期費用の負担方法は分かりやすいのですが、プロパンガスの初期費用の負担方法は分かりにくいので、契約するガス会社に問い合わせる必要があります。いずれにしても、新築住宅について、プロパンガスと都市ガスの料金を比較する場合には、この初期費用について考慮する必要があります。なお、ガス管などの設備が既に整備されている中古住宅等に入居する場合に関しは、初期費用について考慮する必要はありません。初期費用を考慮したガス料金の比較プロパンガスの初期費用が無償貸与の場合、ガスの使用開始時点では、初期費用の分だけ都市ガスの方が高くなります。仮に、都市ガスの初期費用を20万円とすると、上記の東京都の4人家族の平均的なガス料金を見ると、都市ガスの方がプロパンガスよりも毎月6,461円安くなります。200,000円/6,461円=30.95ですから、使用開始後30カ月(2年6ヵ月)まではプロパンガスの方が安くなります。その後、31か月目から都市ガスの方が安くなります。よって、初期費用を考慮した場合でも、ある程度長い期間(2年半超)同じガスを使い続けると仮定すれば、プロパンガスよりも都市ガスの方が安くなります。もっとも、短期間で解約した場合には、都市ガスよりもプロパンガスの方が安くなると言っても、プロパンガスを短期間に解約すると、未償却分の初期費用を請求されるのが普通ですから、この場合でも、おそらく都市ガスの方が安くなるでしょう。いずれにしても、ほとんどのケースで都市ガスの方がプロパンガスよりも料金が安くなります。都市ガス料金はプロパンガス料金より約38%安い東京都内にお住いのMKさんは1月で28㎥の都市ガスを使用しています。MKさんの住んでいる地域の都市ガスの従量単価は264円、基本料金が1か月あたり950円です。MKさんの1か月あたりの都市ガス料金は950円+28㎥×264円=8,342円となります。一方、この地域のプロパンガス会社の平均的なガス料金は基本料金が1,500円、従量単価が479円(都市ガスとプロパンガスの火力の違いを考慮済み)です。MKさんが都市ガスからプロパンガスに乗り換えたとした場合、MKさんの1か月あたりのガス料金は1,500円+479円×28㎥=14,912円です。基本料金単価×使用量合計都市ガス950円264円×28㎥=7,392円8,342円プロパンガス1,500円479円×28㎥=13,412円14,912円MKさんの都市ガス料金とプロパンガス料金の差を比較すると14,912円-8,342円=6,570円プロパンガス料金の方が安くなります。(詳細は⇒https://www.propane-npo.com/useful/compareprice-tokyo.html一般的に言って、プロパンガスは都市ガスの1.6倍程度料金が高くなると言われています。別の言い方をすれば、都市ガスはプロパンガスより約38%(=1-1/1.6)安くなります。(詳細は⇒https://www.propane-npo.com/useful/compareprice-tokyo.html都市ガスの方が安くなる理由ガスは生活に欠かせないライフラインであるにもかかわらず、なぜ都市ガスとプロパンガスでここまでの料金差が出てしまうのか、3つの理由を解説します。 都市ガスは機器の安全点検の費用がかからないまず都市ガスは、各家庭に設置されたガス管によって、都市ガス会社のガスタンクから直接各家庭に供給されます。そのため、使用を開始する際に自宅の近くまで来ている都市ガスの本管から自宅までガス管を敷設する工事が必要になり、これに15万円~30万円程度の費用がかかります。しかし、一度ガス管が敷設されると、プロパンガスのように定期的にガスボンベを交換したり、ボンベを点検したりする必要はありません。都市ガスはボンベの輸送費や人件費などがかからないプロパンガスの場合、ボンベの交換や点検に人件費がかかります。一方、都市ガスの場合にはそういった人件費がかかりません。プロパンガスはボンベの交換や点検にかかった人件費を、消費者に請求する毎月のガス料金に上乗せしますが、都市ガスの方にはそういった上乗せがありません。都市ガスの方が料金の透明性が高いプロパンガスが高い一番の理由は、プロパンガス業界にあります。プロパンガス業界は業者同士でお客さんを取り合わない習慣があり、ガス会社同士が値下げ競争を行うということもありませんでした。その結果、プロパンガス料金は、自由価格であるにもかかわらず、一般的には、都市ガス料金の2倍以上の水準となっています。しかし、都市ガスの自由化で、多くの都市ガス利用者は、それまで鈍感であったガス料金に敏感になってきます。これが、不透明な価格設定で都市ガスの2倍以上の料金となっているプロパンガス業界の体質に可能性があるのです。つまり、都市ガスの方が安い理由は、プロパンガスの方が高く設定されていたということがわかります。関連記事プロパンガスから都市ガスへの変更費用とメリット・デメリットプロパンガスと都市ガスの火力の違いはどのくらい?
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  • プロパンガスから都市ガスへの変更費用とメリット・デメリット
    プロパンガスから都市ガスへの変更費用とメリット・デメリット都市ガスやオール電化が増え、プロパンガスを選ぶ方が減ってきているのは事実です。都市ガスはプロパンガスに比較して、ガス料金が大幅に安いのでおすすめします。 プロパンガスから都市ガスに切り替える場合には、どのような点に注意しなくてはならないのでしょうか。以下で解説します。プロパンガスから都市ガスへ切り替えるメリットガス料金が毎月5,000円以上安くなりますこちらは3人暮らしの場合の料金比較例です。(※エネピ公式サイトより引用)ガスを初めて使う場合には、初期費用がかかり、プロパンガスの場合には15万円程度、都市ガスの場合には、公道から住宅までの距離に応じてや10万円~20万円といわれています。初期費用を考慮しない場合、毎月のガス料金は、使用するガスの発熱量を同等とした場合、都市ガスの方がプロパンガスよりもだいぶ安くなります。4人家族の全国平均で、都市ガスの方がプロパンガスよりも1月当たり5,350円も安くなります。プロパンガス1人暮らし・2人世帯・4人家族の平均料金を比較プロパンガスの1人暮らし・2人世帯・4人家族で料金を比較しました。ガス会社に言われるがまま支払って損をしているということもあるので、ガス料金の相場を知っておきましょう。プロパンガス会社との契約解除に際して違約金が発生しないとし、都市ガスの初期費用が20万円とした場合、20万円/5,350円=約37.38なので、都市ガスに切り替えて3年2か月目から、初期費用も含めたトータルでのガス料金でも都市ガスの方が安くなります。よって、ある程度の長期間にわたりガスを使用する場合には、プロパンガスから都市ガスに切り替えた方がガス料金がより安くなります。 \でんきとのセットで基本料金が最大3ヶ月間無料/最大1万円キャッシュバックキャンペーン実施中です。現在、プロパンガスをお使いの方で、東京ガス(株)の供給エリアのうち、「東京地区等」と規定しているエリアにお住いの方はチェックしてみてください。\ガス料金最大3,000円割引キャンペーン実施中/家族が多く使用量が多い方に向けたプレミアム割引もあり、様々なセット割引あります。東京都、神奈川県、埼玉県にお住まいで東京ガスの都市ガス(一般契約)を使っている方はぜひチェックしてください。プロパンガスを都市ガスに切り替えるデメリット災害時の復旧はプロパンのほうが早いプロパンガスは、ボンベを設置して、簡単なガス周辺機器を設置するだけで供給が可能なので、災害時に、比較的早く復旧します。一方、都市ガスは、大きな地震で都市ガスの本管が破壊されたような場合には、災害復旧までに数カ月の時間を要したりします。プロパンガスは災害に強いので、プロパンガスから都市ガスに切り替えると、防災の観点から、多少、リスクが大きくなります。ただし、この問題については、個人でプロパンガスボンベや周辺機材を購入できますので、心配な場合は、個人でボンベを購入しておけば、解決します。引っ越しの際に周辺機器の買い替えが必要プロパンガスの成分は、全国どこのガス会社でも共通なので、引っ越し前と引っ越し先の住宅で、双方でプロパンガスを使用する場合、ガス器具は共通です。一方、都市ガスの場合には、全国で7つのグループがあり、そのグループごとに、都市ガスの成分が微妙に異なります。都市ガス供給地域間で引っ越しをする場合、引っ越し前と引っ越し先の都市ガスのグループが異なる場合、ガス器具の買い替えが必要になります。これもデメリットになります。最後に、後述しますが、都市ガスの方が、プロパンガスより、供給開始時点での初期費用が割高になります。プロパンガス切り替えでかかる費用|撤去費用・解約違約金も必要?プロパンガス切り替え工事の際に発生する撤去費用は無料となるのが原則です。しかし、解約する際に違約金が必要になったり、15,000~20,000円ほどの撤去費用が必要になったりする場合もあります。切り替え時の注意点①違約金や撤去費用の確認をするプロパンガス会社によっては、ガスボンベやメーターなどの撤去費用(15,000円~20,000円程度)を請求してくることもあるので、違約金や撤去費用について、プロパンガス会社に事前に確認しておく必要があります。 プロパンガスを都市ガスに切り替える場合には、まず、現在契約しているプロパンガス会社に解約の申し入れを行います。 その際、ガス供給設備の無償貸与を受けており、その無償貸与の条件となっている使用継続期間の終期が来る前に解約する場合には、未償却分の初期費用を解約違約金として請求される場合があります。 プロパンガスから都市ガスに変更する費用築15年以上の住宅では都市ガス供給設備の設置費用(10万円~20万円)築15年未満の住宅では都市ガス供給設備設置費用+解約違約金(最大15万円,合計25万円~35万円)この他、ガスガスコンロ等ガス供給設備の買い替え費用も必要です。築15年「以上」で切り替える場合の費用プロパンガス契約の多くは、ガスプロパンガスを使い始めてから15年未満で契約を解約すると、未償却のガス供給設備費用を違約金として請求されます。ということは、ガスを使い始めてから15年以上経過してからガス契約を解約する場合には、違約金がかからないということになります。築15年以上の住宅で切り替える場合は10万円~20円程度新築住宅に入居の際に新しくプロパンガスを引いて、15年以上経過してからプロパンガスから都市ガスに切り替える場合には、原則として、プロパンガス会社から違約金を請求されることはありません。しかし、都市ガスを供給するために、都市ガスのガス管やメーターなどを設置する必要があります。都市ガスの供給設備の設置費用は、都市ガスの本管から住宅までの距離に応じて15万円~30万円程度と言われております。この費用は、都市ガス契約の締結と同時に請求されますので、都市ガスに切り替える際には、10万円~20万円程度のお金を用意しておく必要があります。(詳細はこちら⇒https://www.propane-npo.com/useful/switch-to-toshigas.html)築15年「未満」で切り替える場合の費用築15年未満の住宅でプロパンガスから都市ガスに変更する場合には、プロパンガスの会社から未償却のガス供給設備費用を違約金として請求されることが多くなります。築15年未満の住宅では最大15万円の解約違約金が発生この違約金の金額は、毎年の均等償却を前提とすると、ガス供給設備の設置費用から、ガス供給設備の設置費用を耐用年数(15年が多い)で割った価額に経過年数を乗じた価額を差し引いた金額となります。例えば、初期費用を15万円、耐用年数を15年とし、新築から5年でプロパンガスから都市ガスに変更するとした場合には、15万円-15万円/15年×5年=10万円が初期費用の未償却分となるので、違約金として10万円が請求されます。これに加えて、都市ガスのガス供給設備の設置費用として15万円~30万円がかかります。よって、築15年未満の住宅でプロパンガスから都市ガスに変更する場合には、築15年以上の住宅で変更を行うよりも、最大で+15万円程度の費用が多くかかります。切り替え時の注意点②工事費用等の初期費用をチェック契約で必要な費用プラス、ガスガスコンロや給湯器を買い替える費用も用意しておく必要があります。 プロパンガス会社との解約手続きが終了したら、都市ガス会社と新規に契約を結びます。都市ガスの場合、ガスの本管から住宅までのガス管を引く工事費用などの初期費用は、契約と同時に消費者に請求することになっていますのから、契約に際して、10万円~20万円程度のお金を用意しておく必要があります。 この他、プロパンガス用のガスガスコンロや給湯器は都市ガスでは使えませんから、ガスガスコンロや給湯器の買い替える必要があり、その費用も用意しておく必要があります。ガスガスコンロや給湯器の購入も必要初期費用や違約金の他にも、プロパンガスから都市ガスに変更すると、ガスガスコンロや給湯器などを都市ガス用に変更しなくてはなりませんから、それらの器具の購入費用が必要になります。プロパンガス同士であれば、ガス会社を変更してもガスガスコンロなどをそのまま使い続けることができます。しかしプロパンガスと都市ガスの機器には互換性がないため、変更した場合には、ガスガスコンロなどを必ず買い替えなくてはなりません。都市ガス会社になかには、新規契約の際に3千円程度の事務手数料を徴収する会社もあるようですから、契約する都市ガス会社によっては、ガス供給設備設置費用の他に、契約事務手数料の支払いが必要になることもあります。(詳細はこちら⇒http://gas.power-hikaku.info/know/kojihiyo.php)切り替え時の注意点③都市ガス供給可能地域か?プロパンガスから都市ガスへの変更を考える場合に、まず一番先に行うことは、住宅の所在場所が、都市ガスの供給可能地域に属しているかどうかという点です。 都市ガスが供給可能な地域は、三大都市圏や全国主要都市の一部に限定されています。従って、プロパンガスから都市ガスに切り替えると言っても、全国どこでも可能というわけではありません。この切り替えができるのは、住宅が都市ガスの供給可能地域に所在している必要があります。 もし、住宅所在地が都市ガスの供給可能地域に属していないとすれば、都市ガスに切り替えることは絶対不可能なので、注意が必要です。なお、都市ガスの供給可能地域は、都市ガス会社などのホームページから確認することができます。都市ガスに切り替えるために数十万円の工事費が発生することもある自宅から配管を引ける位置まで本管を延長した場合には、数十万円程度の工事分担金の支払いが必要になり、工事費が高額になることがあります。 自宅の目の前に都市ガスの本管がある場合には、その本管から自宅まで配管を引くだけですから、15万円~30万円程度の費用で都市ガスを使えるようになります。ただし、本管の延長が必要になる場合には、それに加えて、本管延長の費用の負担が求められます。個人の住宅への配管工事とは異なり、本管の延長工事には、多額のお金がかかります。基本的には、その半分はガス会社が負担しますが、残り半分は、ガスの利用者(数十人程度)が負担します。本管の工事費の利用者負担分は、1人で負担するわけではありません。本管延長で都市ガスを使えるようになった数十人が分担して負担しますが、元の金額が大きいので、1人で数十万円程度の金額になります。ガス会社によってはローンを組んでくれるところもありますが、負担金額には変わりありません。プロパンガスから都市ガスに乗り換える場合には、状況によっては、上記のような費用がかかるケースがあるので、注意する必要があります。都市ガスよりも別のプロパンガス会社がお得な場合もある切替費用等の状態によっては、適正料金でガスを供給してくれるプロパンガス会社への切り替えの方がよりお得な場合もあります! 東京都(都市ガス供給可能地域)にお住いのMKさんは、普通のプロパンガス会社と契約していて毎月10㎥のプロパンガスを使用しているとします。石油情報センターが公開しているデータによると2018年6月の東京都のプロパンガスの基本料金の平均が1,699円、従量料金の平均が1㎥当たり約511円となっています。これを基に計算するとMKさんの1か月あたりのガス料金は1,699円+@511円×10㎥=6,809円です。一方、東京ガスが公開しているデータ(2018年8月分)では、東京都の都市ガスの基本料金は1,036円、従量単価が128円です。(※エネピ公式サイトより引用)プロパンガスの火力は都市ガスの約2.23倍なので、プロパンガス10㎥は都市ガス22.3㎥に相当します。従って、MKさんが都市ガスに乗り換えた場合の都市ガス料金は1,036円+@128円×22.3㎥=3,890円です。このケースでは、MKさんが普通のプロパンガス会社から都市ガス会社に乗り換えた場合には、1か月当たり6,809円-3,890円=2,919円ガス料金を節約できます。更に、MKさんは普通のプロパンガス会社とガス契約を結んでいましたが、ここでもしMKさんが適正料金でガスを供給する会社に乗り換えたとします。(一社)プロパンガス料金消費者協会が公表する関東地区のプロパンガス適正価格の基本料金は1,500円、従量単価が280円です。これを前提にMKさんのプロパンガス料金の適正価格を計算すると1,500円+@280円×10㎥=4,300円です。基本料金単価×使用量合計プロパンガス(平均)1,699円円511円×10㎥=5,110円6,809円プロパンガス(適正価格)1,500円280円×10㎥=2,800円4,300円都市ガス1,036円128円×22.3㎥=約2,854円約3,890円MKさんの切り替え前のガス料金が月当たり6,809円で、プロパンガス会社を適正価格の会社に切替えた場合のガス料金は月当たり4,300円ですから、2,509円ガス料金が下がります。MKさんが都市ガスに切り替えた場合には、月当たりの節約できる金額は2,919円。普通のプロパンガス会社から、適正料金でガスを提供するプロパンガス会社に切り替えた場合と都市ガスに切り替えた場合の差はたった410円しかありません。さて、プロパンガスから都市ガスに切り替えた場合には15万円~30万円の切り替え工事費用が発生します。一方、プロパンガス会社同士で切り替えた場合の切り替え費用は、解約違約金がないことを前提として無料~2万円程度です。プロパンガスから都市ガスに切り替えても、普通のプロパンガス会社から適正料金のプロパンガス会社に切り替えた場合と比較して月当たり410円多く節約できるだけです。都市ガスへの切替費用(15万円~30万円)とプロパンガス会社間での切替費用(0円~2万円)の相違を検討すると、プロパンガス会社同士の切り替えの方が良い場合もあります。都市ガス供給地域にお住まいでLPガスを使っている方がガス料金の節約を考える場合、都市ガスへの切り替えの他、LP会社の切り替えも検討したほうがいいでしょう。プロパンガスで多い契約トラブルプロパンガスの契約トラブルで実際に多いのが、こういった「契約した時は安かったけれど、半年で急激な値上げをされる」という問題です。(国民生活センターの記事はこちら⇒)プロパンガスの料金比較サイトの「エネピ」は、不当な値上げがないように監視してくれる、「エネピあんしん保証」があります。ご契約後に万一「値上げ行為」があった場合はガス会社との連絡対応サポートさらにご契約後1年以内の「値上げ」はいかなる理由があっても差額分相当を補償参照:エネピ公式サイト「あんしん保証の詳細」ページはこちら>>「プロパンガスの料金が高い」とお悩みの方は、中堅~大手の優良ガス会社から納得できる会社を紹介してもらえます。手続きなどの面倒な作業もすべて代行してもらえ、すべて無料なのでぜひご相談ください。詳しい内容はこちら⇒エネピの口コミ・評判・特徴・対応エリア・保証サービスまとめ\ユーザー利用者数No.1/【エネピ】の公式サイトはこちら関連記事プロパンガスと都市ガスはどっちが安い?プロパンガスと都市ガスの4つの違いプロパンガスと都市ガスの火力の違いはどのくらい?
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  • プロパンガスと都市ガスの火力の違いはどのくらい?
    プロパンガスと都市ガスではどちらの火力が強い?実際の料金を比較しながら、プロパンガスと都市ガスの火力に違いは一体どれくらいになるのかみていきましょう。 プロパンガスと都市ガスの料金を比較する場合には、プロパンガスと都市ガスの火力の違いに注意しなくてはなりません。プロパンガスの火力は都市ガスの1.6倍~6.6倍プロパンガスの火力と都市ガスの火力を比較する場合、発熱量(kcal)を考慮する必要があります。1kcalは、1㎏の水を1度上昇させるのに必要なエネルギー量のことを言います。1㎥のプロパンガスの発熱量は、24,000kcalです。一方、都市ガスについては、全国には7種類の都市ガスグループ(13A、12A、6C、5C、L1、L2、L3の7種類)があり、その発熱量は、所属するグループに応じて、1㎥当たり3,600kcal~15,000kcalとなっています。詳細はこちら⇒都市ガスは4つの成分で出来ている都市ガスの発熱量が最低のグループ(L3)の場合、発熱量の下限が3,600kcal/m3なので、これでプロパンガスの発熱量24,000kcal/m3を割れば約6.6となるので、プロパンガスの火力はL3の都市ガスの火力の約6.6倍となります。もっとも、最近ではほとんどのガス会社が「13A」のガスを供給しています。現在主流の13Aの最大発熱量は15,000kcal/m3なので、これでプロパンガスの発熱量24,000kcal/m3を割れば約1.6となるので、プロパンガスの火力は13Aの都市ガスの火力の約1.6倍となります。プロパンガスと都市ガスの料金比較する場合火力の違いに注意プロパンガスから都市ガスに変更しようとする場合、ガス料金の見積もりを計算する必要がありますが、その際、プロパンガスと都市ガスの火力の違いを考慮する必要があります。都市ガスが東京ガスである地域で、都市ガスの発熱量を12,000kcal/m3とした場合、今まで使用していた1月当たりのプロパンガスの使用量が20m3であるとした場合、プロパンガスの火力は都市ガスの2倍となりますから、同じ1か月分の発熱量を出すためには、都市ガスが40m3必要となります。見積もりを出す際に、プロパンガスの1か月あたりの使用量が20m3だからといって、都市ガスの1か月あたりの使用量も20m3として計算すると、実際の金額よりも都市ガスの料金を安く見積もりすぎることになるので、注意が必要です。都市ガスの発熱量は必ずガス会社に確認プロパンガスの発熱量は全国ほぼ共通に24,000kcal/m3ですが、都市ガスは、全国に7種類のグループが存在し、そのグループ内でも、都市ガス会社によって供給するガスの発熱量は異なります。 プロパンガスから都市ガスに変更しようとする場合に行う都市ガス料金の見積もりでは、必ず、新しく契約しようとする都市ガス会社に問い合わせを行い、都市ガスの発熱量を確認する必要があります。そして、現在使用しているプロパンガスの1か月分の発熱量を出すために必要となる都市ガスの量を計算する必要があります。なお、プロパンガス会社の変更を支援するサイトのほとんどは、プロパンガスと都市ガスの料金を比較する際に、その発熱量が異なることによるガス使用量の違いを織り込んでいるので、それらのサイトを利用して見積もりを行う場合には、双方のガスの発熱量の違いにそれほど神経を使う必要はありません。都市ガスとプロパンガスは火力が違うのでガス器具の変更も必要都市ガスに切り替えた場合には、切り替え先の都市ガス会社に、供給される都市ガスの規格を確認して、その規格に適合したガス器具を購入する必要があります。 プロパンガスと都市ガスで火力が違うということは、プロパンガス用のガス器具は、都市ガスでは使えないということを意味します。一部の製品では、部品交換をすれば、プロパンガス用のガス器具でも、都市ガスで使用できます。しかし、その場合でも、部品交換は必ず必要なので、そのままでは使えないことは間違いがありません。部品交換を行っても、都市ガスには対応できないプロパンガス用のガス器具も、当然あります。よって、プロパンガスから都市ガスに切り替えると、ガス器具の交換料金も発生することを読み込む必要があります。なお、都市ガスには、火力の違いに基づき、全国で7つのグループに分けられますが、主流は13Aとなっています。一部の地域で使われている12Aと互換性のあるガス機器もありますが、それ以外では適合するガス設備が異なります。火力が違っても、実際のガス器具から出るパワーは同じプロパンガスの方が、都市ガスよりも火力が強いといっても、ガスガスコンロからでる火力や給湯器のパワーは、プロパンガスも都市ガスもほぼ同じです。それは、プロパンガスにしても都市ガスにしても、調整器というものがあって、ガスボンベ又は都市ガスの配管から送られてくるガスの圧力を調製して、ガス器具に送るからです。プロパンガスでも都市ガスでも、調整器を通過すると、ほぼ同じエネルギーを持つガスに変換されガスコンロや給湯器のガス器具に送られます。そうでないと、爆発を起こします。では、プロパンガスと都市ガスで火力が違うというと、どこが違ってくるのでしょうか。プロパンガスと都市ガスの火力の違いはどこに影響するかというと、プロパンガスと都市ガスの料金を比較する時です。 都市ガスの発熱量(火力)はだいたい12,000kcal/1㎥で、プロパンガスの火力はだいたい24,000kcal/1㎥です。すなわち、1㎥当たりの発熱量は、プロパンガスは都市ガスの2倍となります。ある方の1か月あたりの使用量がプロパンガスで5㎥であったとした場合、同じエネルギーを都市ガスで出すとすれば、2倍の10㎥必要です。反対に、この方が、都市ガスを使用していた場合、同じエネルギーをプロパンガスで出すとすれば半分の2.5㎥で済みます。例えば、都市ガスの1㎥当たりの単価が150円、プロパンガスの1㎥当たりの単価が400円とします。ここで、基本料金を除いたプロパンガスと都市ガスの料金を比較すると、この方がプロパンガスを使っていたとすると、ガス料金は5㎥×400円/1㎥で、2,000円㎥となります。これを、都市ガスの換算する際、5㎥×150円/1㎥=750円と計算すると間違いになります。都市ガスの5㎥はプロパンガスの10㎥となりますので、正しくは、5㎥×2倍×150円=1,500円となります。都市ガスとプロパンガスの火力の違いは、こんなところに影響を与えています。プロパンガスと都市ガスはどっちが安い?プロパンガスと都市ガスの4つの違い初期費用を考慮した場合でも、ほとんどの場合がプロパンガスよりも都市ガスの方が安くなります。東京都在住の4人家族を想定した場合、1か月分の平均ガス料金がプロパンガスが12,131円、都市ガスが5,670円で、都市ガスの方が約6,400円も安くなります。
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