プロパンガス1人暮らし・2人世帯・4人家族の平均料金を比較

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プロパンガス1人暮らし・2人世帯・4人家族の平均料金を比較

1人
一人暮らし

2人
二人暮らし

4人
四人暮らし

平均料金 4,505円 7,120円 12,350円

 

全く同じガス供給熱量で比較した場合、プロパンガス料金は都市ガスより相当に高い料金となります。お住まいの地域で都市ガスに変更ができる方は変更をおすすめします。

 

ガス太郎G
 

ここでは、1人暮らし・2人世帯・4人家族でプロパンガスの平均料金を比較して、ご自分で支払っているプロパンガスの料金が適切なのかどうかを見ていきましょう。

 

プロパンガスの適正化料金とは

同じガス熱量を生み出すために使用するガス量に対応するガス料金(従量単価)を比較した場合、プロパンガスの方が都市ガスよりもだいぶ高くなります。

 

仮に、その条件でプロパンガスと都市ガスの料金を等しくするとした場合に、成立するとしたプロパンガスの従量単価のことを「適正料金」と言います。

 

「適正料金」=プロパンガスと都市ガスの料金を等ししたもの

 

プロパンガスを使っても都市ガスを使っても、消費者が受けるガスサービスはほとんど変わりません。プロパンガスの都市ガスの従量単価の差が引下げることが可能な金額となります。

 

4人家族がプロパンガス適正化のメリットが大きい

1人暮らしや2人暮らしの方よりも4人暮らしの方の方が、使用する毎月のガス量も多いためガス料金も高くなります。

 

つまり、適正な料金でガスを提供する会社に切り替えることで、プロパンガス料金を大きく節約できることになるのです。

 

4人家族の1月当たり平均料金は12,350円

 

プロパンガスの従量単価の全国平均値は523円、同じく1月当たりの基本料金の全国平均値は1,890円となっています。

 

4人家族の平均的なプロパンガス使用量は20㎥(立方メートル)とされています。よって4人家族の1か月あたりの平均的なプロパンガス料金は1,890円+523円/㎥×20㎥=12,350円となります。

 

ちなみに都市ガスの従量単価の全国平均値は150円、1月当たりの基本料金の全国平均値は1,000円となっています。4人家族のプロパンガス平均使量は20㎥(立方メートル)ですが、プロパンガス20㎥(立方メートル)と同じ熱量を出すには都市ガス40㎥(立方メートル)が必要です。

 

よって、4人家族の1か月あたりの平均的な都市ガス料金は1,000円+150円/㎥×40㎥=7,000円となります。

 

プロパンガス料金と都市ガス料金:4人家族の比較

基本料金 単価 使用量 合計
プロパンガス 1,890円 523円 20㎥ 12,350円
都市ガス 1,000円 150円 40㎥ 7,000円

 

なお、プロパンガス料金は東北や北海道、九州や沖縄など人口密度の低い地域では従量単価が高く、東京や神奈川、大阪など人口密度の高い地域では安くなります。例として、北海道の平均従量単価は655円/m3、沖縄県は644円/m3、東京都は504/m3、神奈川県は499円/m3となっています。

 

プロパンガス料金消費者協会の適正料金で比較

 

プロパンガス料金消費者協会の適正料金の全国平均レベルが基本料金が1,600円、従量単価が380円/㎥です。

 

この基準で4人暮らしのプロパンガスの1か月あたりの適正金額を計算すると1,600円+20㎥×380円/㎥=9,200円です。差し引き3,150円の違いがあります。

 

これが1人暮らしの場合、同じ基準で全国平均金額を出しますと1か月あたりのガス使用量を5㎥とした場合4,475円。

 

同じく適正料金の全国平均を出しますと、1,600円+5㎥×380円/㎥=3,500円となります。差引き975円です。

 

1年間で考えますと4人暮らしの方がプロパンガス会社を切り替えて料金適正化を行った場合の節約額は4,475×12か月=53,700円です。

 

1人暮らしの方が同じように料金適正化を行った場合の節約額は975円×12カ月分=11,700円です。4人暮らしの方の方が5倍近く節約する金額が大きくなり、プロパンガス料金適正化のメリットが大きくなります。

2人世帯のプロパンガスの1か月あたりの平均相場7,120円

2人暮らしのプロパンガス料金の相場も、同じく「プロパンガス消費者センター」の公式ホームページから調べると以下のようになります。

季節 平均請求額 平均使用量
夏場 5,551円 7㎥
冬場 9,735円 15㎥
年間 7,120円 10㎥

 

同じ使用量で1人当たりの都市ガスの相場を出してみますと、以下のようになります。
(基本料金を1,000円、従量単価を1㎥当たり130円とします。)

 

季節 平均請求額 平均使用量
夏場 1,910円 7㎥
冬場 2,950円 15㎥
年間 2,300円 10㎥

 

2人世帯の場合でも、都市ガスの安さは、プロパンガスと比較して圧倒的です。

 

2人世帯の方が、使用量が同じなのに、毎月上記の相場よりも高い水準のガス料金を請求されている場合、ガス会社を変更すれば、ガス料金を下げることができる可能性があります。

 

2人暮らしのプロパンガス料金【適正価格を計算】

 

夏の平均
平均請求額:3,460円(平均相場より△2,091円) 平均使用量 77㎥

 

冬の平均
平均請求額:5,700円(平均相場より△4,035円) 平均使用量 157㎥

 

年間平均額
平均請求額:4,300円(平均相場より△2,820円) 平均使用量 107㎥

 

2人暮らしの場合は都市ガスほど安くはなりませんが、適正料金で計算し直したプロパンガス料金は平均相場よりだいぶ安くなることがわかります。

1人世帯のプロパンガスの1か月あたりの平均相場は4,505円

1人暮らしのプロパンガス料金の相場は、プロパンガスの料金適正化支援団体である「プロパンガス消費者センター」の公式ホームページによると、以下のとおりとなっています。

季節 平均請求額 平均使用量
夏場 3,459円 3㎥
冬場 5,551円 7㎥
年間 4,505円 5㎥

 

ちなみに、都市ガスの場合、使用量が20㎥から40㎥で、基本料金が約1,000円、従量単価が1㎥当たり130円となっています。

 

同じ使用料で1人当たりの都市ガスの相場を出してみますと、以下のようになります。

 

季節 平均請求額 平均使用量
夏場 1,390円 3㎥
冬場 1,910円 7㎥
年間 1,650円 5㎥

 

両者を比較すると、都市ガスの方がプロパンガスよりも圧倒的に安くなります。ただし、上記の計算では都市ガスとプロパンガスとの熱量の差を考慮しておりません。実際には都市ガスのほうが1㎥当たりの熱量が小さいので、試算結果よりもその差は小さくなります。

 

都市ガスと比較した場合、プロパンガスの料金は非常に高くなるわけですが、プロパンガス業者によっては、この水準よりもさらに高い料金を請求してくる会社もあります。

 

上記が1人世帯のプロパンガス料金の相場ですから、同じガス使用量に対して、この水準よりもさらに高い料金を請求してくる会社は、不当に儲けを出している可能性があります。

 

1人暮らしのプロパンガス料金【適正価格を計算】

 

夏の平均
平均請求額:2,340円(平均相場より△1,119円) 平均使用量 37㎥

 

冬の平均
平均請求額:3,460円(平均相場より△2,091円)平均使用量 77㎥

 

年間平均額
平均請求額:2,900円(平均相場より△1,605円) 平均使用量 57㎥

 

1人暮らしの場合は都市ガスほど安くはなりませんが、適正料金で計算し直したプロパンガス料金は平均相場よりだいぶ安くなることがわかります。

 

1人暮らしならば、都市ガスの引いてある集合住宅を選ぶとよい

 

集合住宅のプロパンガス料金は、一戸建ての住宅のプロパンガス料金よりも30%程度割高になると言われています。そうすると、プロパンガスと都市ガスの料金差はますます開くことになります。

どの世帯でも賃貸住宅のプロパンガス料金は高くなる

賃貸住宅にプロパンガスを供給する会社を決めるのは大家さんです。大家さんは昔からの付き合いでプロパンガス会社を決めたりするので、賃貸住宅のプロパンガス料金は高くなる傾向があります。

 

大家さんは、毎月使用するガスの料金を負担するわけではないので、ガス料金の高い低いにはあまり関心を持ちません。

 

賃貸アパート・マンションでは料金が高くなる例

 

一戸建て住宅に供給するプロパンガスの1月当たり基本料金の全国平均値は1,770円、同じく従量単価の全国平均値は541円/m3です。

 

一方、賃貸アパートに供給するプロパンガスの1月当たり基本料金の全国平均値は2,010円、同じく従量単価の全国平均値は487円/m3となっています。

 

例)4人家族(1月当たりの使用量を20m3とする)

  • 一戸建て住宅のプロパンガスの1か月あたりの全国平均のガス料金は12,590円(1,770円+541円/m3×20m3)
  • 賃貸住宅のプロパンガスの1か月あたりの全国平均のガス料金は11,570円(2,010円+478円/m3×20m3)

 

平均的なガス料金を4人家族で計算すると、ほとんど変わりませんが、単身者や夫婦2人世帯で比較した場合には、賃貸住宅の方が基本料金が高いので、プロパンガス料金が高くなります。

 

 

プロパンガス会社の中には、ガスボンベやメーター、調整器などのガス供給設備の無償貸与を行う会社もあります。こういった会社は、無償貸与といってもガス供給設備の設置費用を毎月のガス料金に上乗せして請求するのが普通です。

 

大家さんとしては、毎月のガス料金は賃借人が負担しますから、毎月のガス料金が高くなっても、できるだけ多くガス供給設備の無償貸与を行ってくれるガス会社と契約したがる傾向があります。

 

その結果、やはり、賃貸住宅のプロパンガス料金は高くなる傾向があります。

 

まずはプロパンガスの適正料金の見積もりから

プロパンガスを使っていらっしゃる方がプロパンガス料金の見直しを考える場合、一番最初に行うのは現在の料金が適正かどうかを確認することです。

 

プロパンガス料金は安ければ安いほどよいというものではありません。プロパンガス料金安すぎると採算割れを起こして後からそれを取り戻すために値上げすることは目に見えており、その安すぎる料金は長期間継続するものではありません。

 

プロパンガスの適正料金とはガス会社の適正利潤を含んだ金額であり、従って長期間継続可能な最低限の金額のことを言います。

 

現在契約しているプロパンガス会社のガス料金が適正料金を上回る場合には、現在契約しているガス会社は適正利潤以上の利潤を得ていることとなり、「ぼったくり」をしているといえます。

 

自分が使っているプロパンガスの料金が平均相場より高い場合はもちろん問題ですが、平均相場と同じであっても、その水準は適正料金よりは高いですからまだ安くできます。

 

プロパンガス料金が高いか安いかを考える場合には、平均相場と適正料金の2つの基準を考慮する必要があります。

 

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こんな方は、料金比較サイトのご利用をおすすめします。様々な見積もりサイトの中から、実積・登録数・信頼度を比較してランキングにしています。

 

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