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プロパンガスと都市ガスではどちらの火力が強い?

プロパンガスと都市ガスの料金を比較する場合には、プロパンガスと都市ガスの火力の違いに注意しなくてはなりません。では、プロパンガスと都市ガスの火力に違いは一体どれくらいになるのでしょうか。

 

プロパンガスの火力は都市ガスの1.6倍~6.6倍

プロパンガスの火力と都市ガスの火力を比較する場合、発熱量(kcal)を考慮する必要があります。1kcalは、1㎏の水を1度上昇させるのに必要なエネルギー量のことを言います。

 

1㎥のプロパンガスの発熱量は、24,000kcalです。一方、都市ガスについては、全国には7種類の都市ガスグループ(13A、12A、6C、5C、L1、L2、L3の7種類)があり、その発熱量は、所属するグループに応じて、1㎥当たり3,600kcal~15,000kcalとなっています。

 

(詳細はこちら⇒都市ガスは4つの成分で出来ている

 

都市ガスの発熱量が最低のグループ(L3)の場合、発熱量の下限が3,600kcal/m3なので、これでプロパンガスの発熱量24,000kcal/m3を割れば約6.6となるので、プロパンガスの火力はL3の都市ガスの火力の約6.6倍となります。もっとも、最近ではほとんどのガス会社が「13A」のガスを供給しています。

 

現在主流の13Aの最大発熱量は15,000kcal/m3なので、これでプロパンガスの発熱量24,000kcal/m3を割れば約1.6となるので、プロパンガスの火力は13Aの都市ガスの火力の約1.6倍となります。

 

プロパンガスと都市ガスの料金比較する場合火力の違いに注意

プロパンガスから都市ガスに変更しようとする場合、ガス料金の見積もりを計算する必要がありますが、その際、プロパンガスと都市ガスの火力の違いを考慮する必要があります。

 

都市ガスが東京ガスである地域で、都市ガスの発熱量を12,000kcal/m3とした場合、今まで使用していた1月当たりのプロパンガスの使用量が20m3であるとした場合、プロパンガスの火力は都市ガスの2倍となりますから、同じ1か月分の発熱量を出すためには、都市ガスが40m3必要となります。

 

見積もりを出す際に、プロパンガスの1か月あたりの使用量が20m3だからといって、都市ガスの1か月あたりの使用量も20m3として計算すると、実際の金額よりも都市ガスの料金を安く見積もりすぎることになるので、注意が必要です。

都市ガスの発熱量は必ずガス会社に確認

プロパンガスの発熱量は全国ほぼ共通に24,000kcal/m3ですが、都市ガスは、全国に7種類のグループが存在し、そのグループ内でも、都市ガス会社によって供給するガスの発熱量は異なります。

 

プロパンガスから都市ガスに変更しようとする場合に行う都市ガス料金の見積もりでは、必ず、新しく契約しようとする都市ガス会社に問い合わせを行い、都市ガスの発熱量を確認する必要があります。そして、現在使用しているプロパンガスの1か月分の発熱量を出すために必要となる都市ガスの量を計算する必要があります。

 

なお、プロパンガス会社の変更を支援するサイトのほとんどは、プロパンガスと都市ガスの料金を比較する際に、その発熱量が異なることによるガス使用量の違いを織り込んでいるので、それらのサイトを利用して見積もりを行う場合には、双方のガスの発熱量の違いにそれほど神経を使う必要はありません。

都市ガスとプロパンガスは火力が違うのでガス器具の変更も必要

プロパンガスと都市ガスで火力が違うということは、プロパンガス用のガス器具は、都市ガスでは使えないということを意味します。

 

一部の製品では、部品交換をすれば、プロパンガス用のガス器具でも、都市ガスで使用できます。しかし、その場合でも、部品交換は必ず必要なので、そのままでは使えないことは間違いがありません。

 

部品交換を行っても、都市ガスには対応できないプロパンガス用のガス器具も、当然あります。よって、プロパンガスから都市ガスに切り替えると、ガス器具の交換料金も発生することを読み込む必要があります。

 

なお、都市ガスには、火力の違いに基づき、全国で7つのグループに分けられますが、主流は13Aとなっています。一部の地域で使われている12Aと互換性のあるガス機器もありますが、それ以外では適合するガス設備が異なります。

 

都市ガスに切り替えた場合には、切り替え先の都市ガス会社に、供給される都市ガスの規格を確認して、その規格に適合したガス器具を購入する必要があります。

火力が違っても、実際のガス器具から出るパワーは同じ

プロパンガスの方が、都市ガスよりも火力が強いといっても、ガスコンロからでる火力や給湯器のパワーは、プロパンガスも都市ガスもほぼ同じです。それは、プロパンガスにしても都市ガスにしても、調整器というものがあって、ガスボンベ又は都市ガスの配管から送られてくるガスの圧力を調製して、ガス器具に送るからです。

 

プロパンガスでも都市ガスでも、調整器を通過すると、ほぼ同じエネルギーを持つガスに変換されコンロや給湯器のガス器具に送られます。そうでないと、爆発を起こします。

 

では、プロパンガスと都市ガスで火力が違うというと、どこが違ってくるのでしょうか。

 

プロパンガスと都市ガスの火力の違いはどこに影響するか

それは、プロパンガスと都市ガスの料金を比較する際にあらわれてきます。

 

都市ガスの発熱量(火力)はだいたい12,000kcal/1㎥で、プロパンガスの火力はだいたい24,000kcal/1㎥です。すなわち、1㎥当たりの発熱量は、プロパンガスは都市ガスの2倍となります。

 

ある方の1か月あたりの使用量がプロパンガスで5㎥であったとした場合、同じエネルギーを都市ガスで出すとすれば、2倍の10㎥必要です。反対に、この方が、都市ガスを使用していた場合、同じエネルギーをプロパンガスで出すとすれば半分の2.5㎥で済みます。

 

例えば、都市ガスの1㎥当たりの単価が150円、プロパンガスの1㎥当たりの単価が400円とします。

 

ここで、基本料金を除いたプロパンガスと都市ガスの料金を比較すると、この方がプロパンガスを使っていたとすると、ガス料金は5㎥×400円/1㎥で、2,000円㎥となります。これを、都市ガスの換算する際、5㎥×150円/1㎥=750円と計算すると間違いになります。

 

都市ガスの5㎥はプロパンガスの10㎥となりますので、正しくは、5㎥×2倍×150円=1,500円となります。

 

都市ガスとプロパンガスの火力の違いは、こんなところに影響を与えています。

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