プロパンガスを節約する5つの方法|お風呂・キッチンなど

スポンサードリンク

プロパンガスを節約する5つの方法|お風呂・キッチンなど

節約

 

ガス太郎G
 

大幅にガス料金を節約したい場合には、都市ガスに変えたりオール電化に変えたりする方法が有効です。

 

プロパンガスを節約する方法としては、お風呂やキッチンでガスの使用量を削減することがまず思いつきます。しかし、生活スタイルなどがあるため、なかなか難しいものです。

 

しかも、節約は長続きしなければ意味がありません。しかも、ガス料金の節約となると、家族を巻き込むことになりストレスが増えてしまう場合も。おおもとのガス料金を見直すということが簡単な場合もあるのでみていきましょう。

 

他のプロパンガス会社に乗り換えて節約する方法

ガス太郎
 

持ち家の方で1番にしてほしいのは、プロパンガス会社の他社への乗り換えです。しかし、アパートやマンションや借家といった借りている家の場合は、大家さんがいるので難しい場合があります。

 

現在契約しているプロパンガス会社をより安くプロパンガスを提供してくれる別のプロパンガス会社に変更する方法でも、比較的簡単に大幅にガス料金を値下げできます。

 

都市ガスに乗り換える方法でも、簡単にガス料金を大幅に下げることができます。しかし、都市ガスに切り替える方法は、原則として、都市ガスの本管が自宅のそばまで来ている場所にお住まいの方しか利用できません。

 

また、自分の住んでいる市区町村内に都市ガス会社がない場合には、この方法は絶対に利用できません。利用者が制限されていることが、この方法の最大の難点です。一方、オール電化にすることでガス代を節約する方法は、住宅で大規模な工事が必要になり、手間や費用がかかり、結構大変です。

 

現在契約しているプロパンガス会社の料金が高いと思う場合、適正な料金でガスを供給してくれる別のガス会社に契約先を変える方法は、意外と簡単にガス料金の節約ができます。

 

別のプロパンガス会社に乗り換えて料金を下げる方法は、利用者が限定されている都市ガスに変えたり、費用がかさむオール電化に変えたりする方法よりも、現実的かつ効果的です。

 

インターネット上には、ガス料金を節約するために、プロパンガス会社を切り替えることを支援するプロパンガス料金料金比較サイトがたくさんあります。
(詳細は⇒http://プロパンガスは安くなる.com/mitsumori/

 

こういったサイトを使えば、意外と簡単に、より安くプロパンガスを提供してくれるガス会社を見つけることができます。

 

プロパンガスで多い契約トラブル

 

プロパンガスの契約トラブルで実際に多いのが、こういった「契約した時は安かったけれど、半年で急激な値上げをされる」という問題です。(国民生活センターの記事はこちら⇒

 

プロパンガスの料金比較サイトの「エネピ」は、不当な値上げがないように監視してくれる、「エネピあんしん保証」があります。

 

ご契約後に万一「値上げ行為」があった場合はガス会社との連絡対応サポート
さらにご契約後1年以内の「値上げ」はいかなる理由があっても差額分相当を補償

 

参照:エネピ公式サイト「あんしん保証の詳細」ページはこちら>>

 

「プロパンガスの料金が高い」とお悩みの方は、中堅~大手の優良ガス会社から納得できる会社を紹介してもらえます。手続きなどの面倒な作業もすべて代行してもらえ、すべて無料なのでぜひご相談ください。

 

詳しい内容はこちら⇒エネピの口コミ・評判・特徴・対応エリア・保証サービスまとめ

 

\ユーザー利用者数No.1/

【エネピ】の公式サイトはこちら

都市ガスに乗り換えてガス代を節約する方法

ガス太郎
 

都市ガスが利用できる地域ならば、切り替えに費用はかかりますが、プロパンガスよりも安くなるのでおすすめです。

 

4人家族が1か月生活するのに必要な熱量は約48万kcalですが、この熱量を生み出すのに、プロパンガスでは約20m3、都市ガスでは約40m3必要になります。

 

ガス使用量が1月当たり20m3のプロパンガスの平均的な料金は12,131円です。一方、ガス使用量が1月当たり40m3の都市ガスの平均的な料金は5,670円です。同じ熱量でも都市ガスの方が約6,400円も安くなります。

 

 

都市ガスが使える地域でプロパンガスを使っている場合には、都市ガスに乗り換えることによって、ガス料金を大幅に減らすことができます。

 

プロパンガス料金は都市ガス料金と比較して約1.6倍高いと言われています。逆をいえば、1-1/1.6=約0.38ですので、都市ガスはプロパンガスより約38%も安いということです。

 

都市ガスからプロパンガスに切り替えることができれば、約4割近くもガス料金を節約できますので、もし可能であれば、この方法が最も簡単にガス代を節約できます。

 

オール電化に乗り換えて節約する方法

ガス太郎
 

都市ガスが利用できる地域は、大都市など一部に限定されていますが、オール電化の場合には、都市ガスよりも利用できる地域がはるかに大きくなります。

 

オール電化にした場合

 

平均的な電気代は年間190,868円

一般家庭の電気・ガス・灯油代

 

平均額の合計額は年間223,812円

 

オール電化の方が年間で約33,000円安くなります。

 

従って、都市ガスが利用できない地域にお住まいの方でも、オール電化に切り替えることによって、都市ガスに切り替えた場合ほどではないにしても、比較的大きな金額を節約することができます。

 

(詳細はこちら⇒https://enechange.jp/articles/saving-gas-cost

 

これまでプロパンガスを使っていて、オール電化にいきなり変更するのは少しハードルが高いかもしれません。そういう方は、ガスガスコンロだけをIHクッキングヒーターに変更してみるところからはじめることをおすすめします。

 

ガスコンロをIHクッキングヒーターに切り替えた場合はどうなるか

 

私は東北の秋田県の南部に位置する雄勝郡羽後町に3人家族で住んでいます。

 

自宅のエネルギーは、お風呂と暖房は灯油を使い、ガスコンロはプロパンガスを使い、それ以外は電気を使っています。

 

私の自宅ではプロパンガスはガスコンロにしか使っていませんから、ガスコンロをIHクッキングヒーターに切り替えれば、プロパンガスは使わないで済みます。

 

お風呂と暖房は灯油を使っていますので、ガスコンロをIHクッキングヒーターとすればオール電化が実現するというわけではありませんが、プロパンガスを使わなくなれば、少なくとも電気とプロパンガスでの基本料金の2重払いは避けることができます。

 

IHクッキングヒーターにもいろいろな種類があり、また、使い方によっても消費電力は異なってくるので、一概には比較できませんが、以下では、おおよそのところで、ガスコンロをIHクッキングヒーターに切り替えた場合の料金を比較してみます。

 

ガスコンロをIHクッキングヒーターに切り替えた場合の料金を比較

 

プロパンガス1㎥当たりの熱量は24,000kcalと言われています。一方、電力1kWhの熱量は860kcalなので、プロパンガス1㎥の熱量は電力約28 kWhに相当します。

 

仮に、私がガスガスコンロをIHクッキングヒーターに切り替えて、プロパンガス会社との契約を解除した場合、2018年7月分の光熱費は5,628円削減されます。

 

一方、IHクッキングヒーターを使うため電気料は上がります。消費電力は4.8㎥×28kWh/㎥=134.4kWh増加します。電気料金は1kWh当たり約28円(300kWh超分)なので、IHクッキングヒーター使用による電気料の増額分は3,763円です。

 

この切り替えによって、家庭の光熱費は1月当たり5,628円-3,763円=1,865円、年間では22,380円節約できます。

 

プロパンガス会社を適正料金でガスを提供する会社に切り替えた場合の節約分が年間で25,248円、一方、プロパンガスをIHクッキングヒーターに切り替えた場合で年間22,380円なので、ガスを電気に切り替えても結構な金額が節約できます。

お風呂でのプロパンガスの節約方法

 

お風呂でのプロパンガスの節約方法は、まず、浴槽のふたをこまめに閉めることです。2014年の2人以上世帯の1年間のガス料金の平均値は68,510円ですが、浴槽のふたをこまめに閉めるだけで、ガス料金が年間2,400円ほど節約できます。

 

数人でお風呂を利用する場合には、1人1人が間を置かずにお風呂に入ることで追い焚きの回数を減らすことができます。1日1回追い焚きの数を減らせば、年間約1,800円のガス料金の節約が可能です。

 

シャワーを使う場合でも、シャワーを出しっぱなしにしないで、まめに水を止めることでガス料金を節約できます。1日1分間、シャワーを使う時間を減らせば、年間約1,750円のガス料金の節約が可能です。

 

(詳細はこちら⇒https://enechange.jp/articles/saving-gas-cost

 

お風呂でのプロパンガス節約の具体的な方法

 

節約

 

お風呂やシャワーで使用するプロパンガスの使用量は、家庭全体でのプロパンガス使用量の75%を占めると言われています。従って、ご家庭でできるプロパンガスの節約方法の中心は、お風呂やシャワーで使うお湯の量を減らすことでプロパンガスの料金を下げることです。

 

給湯器で使用するプロパンガスを節約する方法には以下の4つの方法があります。

 

  1. 節水シャワーへッドを利用する
  2. 自動お湯張機を設置して、お湯の溜めすぎを防止する
  3. バスタブのふたをこまめにする習慣をつける
  4. お風呂は追い焚きよりも入れ直しがお得

 

節水シャワーへッド

 

製品にもよりますが、シ節水ャワーヘッドを利用すると、約40%~60%の節水効果が期待できます。節水効果が期待できるということは、当然、使用するお湯が減るわけですから、プロパンガス代を節約できます。

 

節水シャワーヘッドを利用したプロパンガスの節約方法は、シャワーヘッドを交換するだけなので非常に簡単です。

 

お風呂のお湯で体や頭を洗う方もいると思いますが、湯船に必要以上にお湯を溜めこむと、無駄なプロパンガスを使ってしまいます。

 

自動お湯張り機

 

自動お湯張り機を設置して、一定以上の量のお湯がお風呂に溜まると、自動的にお湯が止まるようにしておけば、無駄なお湯を溜めてしまうことはありません。

 

「お湯を出しっぱなしにして止めるのを忘れてしまった」ということはよくありますが、自動お湯張り機があると、そういった場合でもお湯が自動的に止まるので安心です。

 

バスタブのふた

 

バスタブのふたをこまめにする習慣も、プロパンガスを節約する基本となります。特に冬季にバスタブのふたを開けっぱなしにすると、お風呂のお湯の温度が急激に下がり、元の温度に戻すために、余計にガスを使わなくてはなりません。

 

バスタブをこまめに閉めて、必要以上にお風呂の温度が下がらないようにしておけば、プロパンガスの節約につながります。

 

追い焚きは避ける

 

お風呂は冷たい水を温めてお湯にするよりも、最初から温水を湯船に張る方が使用するガスの量を節約することができます。一度冷たい水をバスタブに入れ、それを暖める方法が一番ガスを使いますが、追い焚きもあまり効率が良くありません。

 

自動お湯張り機などを活用してお湯の出しすぎに気を付ければ、追い焚きなどよりも、お湯の入れ直しの方がプロパンガスをより節約できます。

キッチンでのプロパンガスの節約方法

節約

 

調理をする際に、蒸し鍋や鍋蓋を利用することで、ガスガスコンロを使う時間を短縮すれば、ガス料金を節約できます。東京ガスの試算によると、蒸し鍋や鍋蓋を利用することで、年間で約3,400円のガス料金の節約が可能です。

 

1つの鍋で野菜と麺類を同時にゆでるとか、肉や野菜のゆで汁でスープを作るとかして、1つの鍋で同時に調理することで、東京ガスの試算によると、年間で約1,300円のガス料金の節約が可能です。

 

資源エネルギー庁の試算によると、ガスガスコンロで使う火を強火から中火にし、炎がなべ底からはみ出ないようにする、鍋の水滴を府切ってから使う、底の平たい調理器具を使うなどによって、年間で約430円のガス料金の節約が可能になります。

 

(詳細はこちら⇒資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド」