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プロパンガスの適正料金とは何か?

プロパンガス適正料金とは、自分が毎月支払っているプロパンガス料金が高いか低いかを判断する基準となる料金です。基準がないと自分が毎月支払うプロパンガス料金が高いか低いかが分からずに、請求される料金を「こんなもんなのかな」と何の疑問もなく支払ってしまいます。

 

プロパンガスの適正料金を見てはじめて、自分のプロパンガス料金が高いということに気づく方も多くいらっしゃいます。

 

それをきっかけに、電気は毎月じゃんじゃんつかってこの料金なのに、コンロでしか使わないプロパンガス料金が何でこんなに高いの、などと考えるようになります。
プロパンガスの適正料金という概念は非常に画期的な概念で、プロパンガス業界全体を変える可能性があります。

 

 

プロパンガスの適正料金とは何か

 

ガス会社を切替えてプロパンガス料金を劇的に下げる方法は、最近はよくインターネットなどで紹介されている非常に画期的な方法です。この場合、適正料金という考え方が非常に重要となります。

 

現在契約しているガス会社のガス料金が適正料金より高いか安い方かを比較して、もし適正料金よりも高いのであれば、初めて、ガス会社の切り替えを検討する流れになります。

 

このように適正料金はプロパンガス会社を切替えるか切替えないかを判断する基準となるものなので、一番初めにチェックするべき項目となります。

 

適正料金(適正価格)は(一社)プロパンガス料金消費者協会が提案する概念で、都市ガス並みの料金を目指したプロパンガス料金のことを言います。

 

詳細は>>一般社団法人【プロパンガス料金消費者協会HP】

 

 

プロパンガス料金は都市ガス料金の最大で2.3倍高い

一般的にはプロパンガス料金は都市ガスのそれよりも1.5倍~2.3倍程度高いと言われています。

 

プロパンガスも都市ガスもエネルギーとしては全く同じです。プロパンガスと都市ガスで、コンロの火や給湯器の火が違うということはありません。

 

エネルギーの質(火力)は全く同じなのに、料金が最大で2.3倍程度の違いがあるということは、プロパンガス会社が料金を高く設定して不正な利益を上げているということです。

 

適正価格はプロパンガス会社が適正な水準の利益を計上するとした場合に成立する価格と言いかえることもできます。

 

現在のプロパンガスの料金は非常に高い水準なので、プロパンガス会社は他の業界の平均レベルに比べると高すぎる利益を上げていることになります。

 

この高すぎる利益水準を適当な水準の利益率を抑えた場合に成立する料金が適正料金です。

 

(一社)プロパンガス料金消費者協会の主張によるとプロパンガスの適正料金は都市ガスの1.1倍強になります。多少割高になってしまうのは、配送などに人件費がかかってしまう為です。

適正料金を基準とした料金比較の具体例

例えば、月間20㎥のプロパンガスを使用する埼玉県のお住まいの4人家族を想定します。

 

埼玉県のプロパンガス料金の平均価格は基本料金が1,566円、従量単価が476円/㎥なので、1か月間のプロパンガスの平均料金は1,566円+476円/㎥×20㎥=11,086円です。

 

一方、埼玉県の都市ガス料金の平均価格は基本料金が950円、従量単価が264円(火力の違いを考慮した修正済)です。

 

従って、この家族の1か月間の都市ガスの平均料金は950円+264円/㎥×20㎥=6,230円です。

 

(一社)プロパンガス料金消費者協会の提唱する適正料金は埼玉県の場合基本料金1,500円、従量単価280円です。

 

これに基づくと埼玉県にお住いのこの家族のプロパンガスの適正料金は1,500円+280円/㎥×20㎥=7,100円となります。

 

埼玉県のプロパンガスの適正料金は7,100円なのにもかかわらず平均料金は11,086円となっています。

 

適正料金を基準とした場合、埼玉県の平均的なプロパンガス会社はこの家族から1月当たり11,086円-7,100円=3,986円の余分な利益を上げていることになります。

 

火力に換算して全く同じ量のエネルギーを使用した場合の都市ガスの平均料金が6,230円ですから、プロパンガスの平均料金が11,086円と言うのは高すぎるのは当然です。

 

その意味で、都市ガス料金の1.1倍強を目標に計算されたプロパンガス料金の適正料金はそれこそ「適正」な料金水準と言えましょう。

適正料金は激安料金とは異なる

適正料金と激安料金とは異なります。

 

適正料金はガス会社の企業経営に必要な最小限度の利益を組み込んだ価格です。対して激安料金では、企業が採算割れを起こし、長期的にはその料金水準を維持できずに、リバウンドの値上げが待っていることは目に見えています。

 

適正料金はその料金水準でもガス会社が長期的に企業経営を維持できる水準として算定されていますので、将来的にも不当な値上げが行われる可能性はほとんどありません。

 

当然、激安料金より適正料金の方が高くなりますが、適正料金の方が長期的にその料金水準が維持されるという点でより信頼できます。

 

顧客獲得をもくろんだガス会社が、わざと極端に安い金額を提示して消費者にガス会社の切り替えをさせ、その後料金を値上げするような詐欺的な方法にも激安料金は利用されます。

 

適正料金はそのようなことはありません。

適正料金があると自分が支払うガス料金が高いか低いか分かる

現在の電気料金は自由化されていますが、以前の電気料金は政府の規制のものに決められる規制料金でした。

 

規制料金には「総括原価方式」と呼ばれる料金算定方法が採用されています。

 

これは料金を、最大限の経営効率化を踏まえた上で安定的な電力供給に必要な費用に利潤等を加えた額(総原価等)と、電気料金の収入が等しくなる水準として定める方式です。

 

プロパンガスの適正料金も、考え方としては「総括原価方式」による規制料金に近いものがあります。

 

ただし、電気における規制料金の方は政府が決めますが、プロパンガスの適正料金は政府ではなく(一社)プロパンガス料金消費者協会が決めるという違いがあります。

 

国が決めたことと、一般社団法人が決めたことでは受け止め方にも違いが出てしまいますが、それでも、比較する基準がないと、毎月請求されるプロパンガス料金が高いか低いか分かりません。

 

毎月高いプロパンガス料金が請求されても比較する基準がないと、プロパンガス料金はそんなものだ(高いもんだ)と思い込まされてしまいます。

 

適正料金という基準があると、自分が毎月支払うプロパンガス料金が高いのか低いのかが一目瞭然に把握できます。

競争が進まなかったプロパンガス業界

政府等が料金を決める規制料金と事業者が自由に価格を決める自由料金の場合、自由料金の方が安くなるのが普通です。

 

なぜなら、自由料金は各会社が価格競争を行うので、競争のない規制料金よりも価格が安くなるのは当然です。

 

しかし、プロパンガス業界の場合、規制料金ではなく自由料金であるのに、規制料金(都市ガス料金)よりもはるかに高い料金で取引が行われています。

 

プロパンガスの場合には自由料金といっても事業者間で顧客をお互いに奪わないという慣行があるため、競争がほとんど行われてこなかったことがその大きな理由です。

 

プロパンガスと都市ガスの競争がもっと行われていれば、プロパンガスの高コスト体質ももう少し改善したと思われます。

 

残念ながら都市ガスは供給エリアが制限されており、またプロパンガスから都市ガスに切り替えるためには意外に高い費用がかかるため、双方の競争は激しくありませんでした。

 

このまま現在の状況が続けば、プロパンガス料金が高い水準でも問題はないでしょう。ところが、プロパンガスを取り巻く状況は大きく変わり、オール電化や太陽光発電がプロパンガスの代替エネルギーとして登場してきました。

 

プロパンガス業界の高コスト体質を改善しない限り、オール電化や太陽光発電に顧客を奪われて、長期的にはプロパンガス業界が大きく衰退していく可能性があります。

プロパンガス会社は適正料金でガスを供給できるか

プロパンガス料金の適正料金がプロパンガスの平均料金より大幅に安いことはよいのですが、その適正料金でプロパンガスを提供できるガス会社がないとそれは絵に描いた餅です。

 

重要なことは適正料金でプロパンガスを供給できるガス会社が、全国各地に存在するかどうかという点です。

 

適正料金という概念を考案した(一社)プロパンガス料金消費者協会が紹介するプロパンガス会社は、すべて適正料金でプロパンガスを供給できる会社です。
(一社)プロパンガス料金消費者協会と提携しているプロパンガス会社は、すべて協会が提示する適正価格でプロパンガスを供給することに同意している会社で、そのほとんどは零細な街のガス屋さんではなく大きなプロパンガスの問屋さんです。

 

(一社)プロパンガス料金消費者協会と提携しているガス会社は現在全国に100社以上あり、プロパンガスを適正料金で供給できる会社が現に存在することは間違いありません。

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